「ゴルフ界の、プニプニ王子の、おはなし」
神から与えられた才能、人はそれを「ギフト」と呼ぶ。
英国、米国、日本それぞれに存在するゴルフの名門校「キャメロット学院」
各学院にて選ばれしゴルファーが戦いのステージであるキャメロット杯にて火花を散らし、文字通り己の全てを賭け、勝負するスポーツ&根性
だけかと思いきや、&ラブコメ人間模様も含まれてる漫画。ほんと大好きだぜ。
鈴木央先生の絵も当時のジャンプの中では個性ズバ抜けてて夢中になって読みました。すごい優しい絵を描く印象を受けたんですよね。
はい!紹介が遅くなりました。ふわっとした考察部屋「ものくるーむ」の住人「ものくろ」でございます!
今回は週刊少年ジャンプにて連載されてました鈴木央先生作「ライジングインパクト」(以下ライパクと略させて頂きます)誰のギフトが一番強いんだランキングやっていきたいと思います。
*ネタバレ要素含みます、ご了承ください
ギフトとは
ライパクの世界での「ギフト」とは、ゴルフにおいての一種の才能を指します。
その能力を持つことによってスコアを大きく伸ばしたり、試合を有利に運ぶことが可能で、しかし、(それこそ神に)選ばれた人間しか持つことが許されません。
あと、この漫画、ギフト持ち以外にも気になる登場人物たくさんいます。カップリングが楽しめるのもこの漫画のいい所かもです。少年少女特有の淡い想いにキュンとしたりね。
ものくろ的にキュンとなったのはリーベルがアリアに寄せる恋心でした。年上のキレイなお姉さんを好きになるなんて・・・分かる!分かるよ!がんばれっ!ってね。
ちょっと仕事に疲れたなー、とかストレス溜まってるなー、とかいった人が読むと穏やかな気持ちになれる漫画かもしれません。(個人差はあります)
と、いいつつも、最強とかいって殺伐とした世界に引きずり込むものくろを許して下さい。少年ジャンプのコンセプトは飽くまでも「友情・努力・勝利」なので。
ギフトを持つ者
ライパクにおいて、主要ギフト持ち3人を紹介させて頂きます。
[ガウェイン=七海]
本作品の主人公、プロゴルファー「西野霧亜」と出会いゴルファーになる事を決意する。成長性ナンバーワン。いつもプニプニしてるが、ゴルフの才能は本物。小学4年生。
ギフト[ライジングインパクト(太陽の光跡)]
ボールとクラブのスィートスポットが光で引かれ合うように見え、光同士を強烈なスイングで接触させる事で400yオーバーの尋常じゃない飛距離が出せる。
[ランスロット=ノーマン]
クールで近づき難いが、心の中は熱いものを持っている。女の子かと思うほどの美形で、ガウェインの良き理解者でライバル。姉のカジェリが大好き。中途でキャメロット日本校中等部に入学。
ギフト[シャイニングロード(月の導き)]
グリーン上において、ボールからカップまでのラインが光って見える。その光に従ってパットする事で100%の確率でカップインする。
[トリスタン=リオネス]
キャメロット英国校のエース。生い立ちが不遇であるが、亡き父の愛情が彼を振るい立たせている。同世代のゴルファーの中で最強と言われている。
ギフト[フォーリングスター(風の流星群)]
風の動きが流星の如く光って見え、その動きを利用する事で120y以内であれば100%の確率でチップインする事ができる。
ちなみに、他にもギフト持ちは居ますが、上記の三人が別格なので簡単に紹介だけさせて頂きます。(流石にこの三人には勝てないだろう)
[クエスター=フェニックス]
キャメロット米国校代表のトッププレイヤー。ガウェインと同じギフト「ライジングインパクト」を持つ。キャメロット杯の団体戦でガウェインに飛距離で負けている。
[アシュクロフト=サラゼン]
キャメロット杯後にグラールキングダム(キャメロット敵対校)にトリスタンとパーシバルを引き抜きに来た男。
「プライドスナッチ(誇りの強奪)」というギフトを持ち”プレイヤーのフォームを見ただけで、そのフォームをコピーし昇華させ、自分のフォームにできる”というとんでもない能力。
しかし、トリスタンのフォームは完全にコピー出来ても「フォーリングスター」まではコピーできず敗北を喫することとなる。ギフトがコピー出来ないので、相手がガウェインでもランスロットでも結果は同じになっただろう。
ということで、やはりガウェイン、ランスロット、トリスタンの三つ巴になるでしょう。
努力が一番必要なのは?
最強を語るにおいて努力の要素は必要不可欠です。
漫画を見てみても分かりますが、三人ともゴルフ大好き人間です。ので、努力量は変わらないのでは?と思いますよね?
もちろん、遅く始めたガウェインの方が練習量、経験値が一番低いのは分かるんですが
ギフトの性質も有りますよね。
ガウェインはティーに乗ってるボールのスィートスポットを正確に当てる練習が必要です。
ランスロットはグリーン上のボールを正確にラインに乗せてパットの強弱を誤差なく調整する練習が必要そうです。
問題はトリスタンです。トリスタンはギフトの性質上、行く道は茨の道、越える山は針の山に違い有りません。
なぜなら、ガウェインは止まってるボールをスィートスポットで100%打つ練習、ランスロットはカップまでの距離を考えて強弱をつけ、ラインに正確に乗せるコントロールをつける練習、じゃあトリスタンは?
動き回る風(流星群)を縫う様に打つ超精密コントロールを身につけなければならないからです。
むしろ運ゲーじゃないですか、風の動きを、全て把握するなんて。いや、把握出来たってそれを利用するなんて。
でも実際に彼はやってのけました。遅咲きと言えども、「フォーリングスター」を完全に自分のモノにしたのです。
アイアンの名手ですが、フォームが独特(アシュクロフトには「美しい」と評価されてました。わたしもそう思います)なのも、超精密コントロールを実現させるためなのでしょう。
[努力が必要ランキング]
1 トリスタン
2 ランスロット
3 ガウェイン
努力賞はトリスタンで間違いないでしょう。もし、彼以外の人間にフォーリングスターが宿っていたら練習中に気が狂うと思います。
バランスは?
ゴルフにおいてプレーバランスはかなり重要です。
グリーンに乗っけてカップに入れればいいわけですが、それが中々難しいわけです。
ゴルフコースにはショートホール、ミドルホール、ロングホールありまして
ショート(250y以下)→トリスタン、ランスロット有利
ミドル(251y以上470y以下)→ガウェイン、トリスタン有利
ロング(471y以上)→ガウェイン有利
多分このブログを読んでくれてる方もお気づきかも知れませんが
明らかにランスロットは不利な立場に立たされてます。
誤解しないで欲しいんですが、ランスロット本人は優秀なゴルファーです。
テクニックが有り、そしてグリーンに乗せてしまえば100%カップインできてしまうギフト
たとえ相手がプロのゴルファーでも勝てます。(言い過ぎ?)
しかし、今回は相手が悪すぎました。
パワー不足という欠点が致命傷となりました。
覚醒後のランスロットは70yのロングパットを「シャイニングロード」を使って一打で沈めています。(グリーン外からパターで打ちました、筋金入りですね)
それをもってしても、トリスタンのギフトには及びません。(アプローチでチップインがデフォルトってどんだけチート能力だよ)
という訳で残ったのはトリスタンとガウェインになります。
ガウェインは覚醒後にショートホールでですが、ドライバーでホールインワンを決めています。打球が強すぎてピンをブチ折り、カップ内をボールが暴れまくってました。
つまり、ロングホールでホールインワンが狙えるレベルまで覚醒したのです。
それって最強じゃないですか。全ての工程を無視して結果だけが残ってるじゃないですか。
という訳でバランスランキングを付けさせて頂きますと
[プレーバランスランキング]
1 ガウェイン
2 トリスタン
3 ランスロット
400y以上のホールを、ダイレクトホールインワンされる可能性を考えるとこの順位になります。
距離を刻み、アプローチが例えカップに100%突き刺さったとしても、距離を無かったものにされては元も子も有りません。
バランス勝負はガウェインの勝利でしょう。
ちなみに、トリスタンは覚醒後180yのチップインを決めてます。しかし、それでも覚醒ガウェインのが上でしょう。
総合力は?
漫画を読んだ結果より、経験値、テクニック、ギフト、フィジカル、メンタルで総合的にものくろアナライズさせて頂きますと
[ガウェイン]
経験値 B
テクニック B
ギフト S
フィジカル A
メンタル A
総合評価 A
[ランスロット]
経験値 A
テクニック A
ギフト B+
フィジカル B
メンタル B
総合評価 B+
[トリスタン]
経験値 S
テクニック S
ギフト A
フィジカル A
メンタル A
総合評価 A++
と、いう訳で
最強はトリスタン=リオネスに決定致しました!
まとめ
・・・まてまて、最強のゴルファーを決定するブログじゃないですぞ。
ブログタイトルは「最強ギフト考察」です。ものくろアナライズのギフト欄に注目しましょう
ガウェイン→ S
ランスロット→ B+
トリスタン→ A
と、いうことで決定致しました!最強ギフトは「ガウェイン=七海」の「ライジングインパクト」です!おめでとうございます!
いかがだったでしょうか「ライジングインパクト・最強ギフト考察」
ギフトだけが全てでは無い、ということもそうですけど、大好きな漫画、「ライジングインパクト」の魅力を読んで頂いてるみなさんに少しでもお伝え出来ればと思います。
漫画大好きっ子「ものくろ」でした。
ぜひぜひ、また見てくださいね!ばいばい!
画像 引用元 ライジングインパクト 作者 鈴木央