どうも、こんばんは謎をむさぼる部屋、ものくるーむの住人ものくろです。
今回の謎ですが、わたしが子供の頃読んだ「週刊少年ジャンプ」にて連載してました
漫画「惑星をつぐ者」(ほしをつぐもの)の凄さの謎に迫りたいと思います。
「惑星をつぐ者」の思い出
実はこの漫画、すごく思い入れがありまして
当時小学4年生くらい?だったと思います
その頃のジャンプはドラゴンボールを始め、数々の名作揃いでした
そんな中でふと連載し出したのがこの作品だったのですが・・・
衝撃
いや、何が衝撃だったかって、
絵もさることながら、大人になった今でも内容覚えてたんですもん、単行本買ってなかったのに。
それと、クラスにいたあんまり仲良く無いT君に
T君「昨日のジャンプの新連載、見た?」
ものくろ「見た。すげー、面白い(戸惑い)」
T君「そうだよな!あれすげー面白いよな!!」
と、距離が縮まった思い出があります。漫画ってすげー
結構絵柄が硬派なので、恐らくクラスで読んでるのは自分だけだろうと、わたしは思ってたので嬉しかったんですよ。
そんなわたしもとうとう大人になってしまいましたが、最近ついにAmazonより単行本を買いました
テレレテッテテーーッ!!
実は二十歳くらいの頃、一度古びた古本屋で見かけたことがあったのですが、買うか買わないか迷った挙げ句、買わないという愚行をずーっと後悔してました。
今だとプレミア付いてて、当時の価格の5倍なんですね。しかし、惜しく無い!
それでは、見てくれてる方達に分かりやすいようにこの漫画の凄さをお伝えします。
※以下ネタバレ含みます、ご理解ください
凄さその① ストイック
簡単に言うと、デフォルメされたかわいさやおちゃらけた感じが省かれてます。
元々科学者だった主人公ナイブスが、自ら作り出した細胞、特殊細胞(タフブースター)により数奇な運命を辿る硬派、および正統派SFバトル漫画です。
しかも、ヒロインであるはずの主人公の彼女が既に死んでます。
ヒロイン候補も出てはきますが他人の女です。(ていうか、女性は彼女含め3人しか出てこない)
きっと戸田先生は担当に
「もう少し女の子出した方がいいんじゃないの〜?お色気シーンあったほうが・・・」
とかネチネチ言われたに違い有りません
でも、きっと「だが断る」って断ったのでしょう。硬派だなぁ〜
凄さその② バックグラウンド
「惑星をつぐ者」のバックグラウンドが凄いんですよね。
何が凄いって、一番弱い種族である人間がいて、色んな異星人が居て色んな惑星があるんだっていうのを子供、大人関係無く壮大な世界を読者に想像させる事に成功しているのがマジで凄い。
わたしは漫画好きでゲームも好きなんですが、どちらにせよ「想像させる余地を与える」って大事だと思うんですよ。
だからファミコンのドラクエや2Dのゲームって未だに好きです。どうのつるぎはこんな感じで〜、薬草はこんな袋に入ってて〜って、想像するのメッチャ楽しいじゃないですか。
また、主人公であるナイブスが飽くまでただの主人公であり、どちらかというとナイブス以外の視点で描かれた漫画というのもナイブスの謎を知りたい、続きが見たいと思えるのに一役かってると思います。
凄さその③ 必殺技がカッコ強い
ナイブスの必殺技ですが、自在剣(スパイラルナイフ)という精神力で操る剣で敵を切ります。
故に少年誌にしては結構グロいシーンも有ります
そのスパイラルナイフですが、普通の人間では扱うことが出来ず、ナイブスはタフブースターと呼ばれる細胞で強化されてるため操ることができます。
スパイラルナイフは他の種族、異星人のロストテクノロジーであり、その種族は好戦的な気性の為絶滅したと更に想像を掻き立てます。
物語の序盤に物理剣で最強と言われる剣が出てきますがものの見事に斬られます。
凄さその④ 打ち切り漫画である
実はこの漫画、打ち切り漫画です。
何故、打ち切り漫画なのに凄いのかって
しかも一巻しか出てないのに凄いのかって
これだけ壮大なストーリーなのに一巻にまとめたのが凄い!
打ち切りでここまで思い出に残る漫画もなかなかないと思います。
それこそ今新連載をどっか他誌でやってくれるなら読みます、間違いなく。
あとがき
いかがでしたでしょうか「惑星をつぐ者」
子供の頃の謎の名作漫画と言うにふさわしい作品ではないでしょうか
物語の結末は、是非あなたの目でご覧下さい
漫画大好きっ子ものくろでした。また見て下さいネ!ばいばい!
画像 引用元 惑星をつぐ者 作者 戸田尚伸
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